YUSUKE ISHITO オフィシャルブログ記事

2018年はどんな一年でした??

2019/01/29

2018年はどんな一年でした??

目次

31DEC

あと数日で2018年が終わります。

(もしかしたら、届いている頃には2019年になっているかも 笑)

今年1年はどんな一年だったでしょうか??

どうでしょう?

先を読まないで少し時間をおいて、振り返ってみて頂きたいです。

振り返りました??

「そんなこといいから早く続き読ませろ」という気持ちもわかりますが、ぐっと耐えて少し一年を振り返ってみて頂きたいので、時間を取りましょう。

 

 

(笑)

 

さて、振り返ってみて頂けたところで、この振り返り方について、

「良かった」「悪かった」と感情で判断してしまった人は、要注意です。

「良かった」「悪かった」で振り返る振り返り方は、成長を妨げる振り返り方である可能性が高いからです。

なぜそう言えるのか?

理由は2つあります。

1つは、一年間のことなんて人間細かく覚えていないからです。

去年の1月1日から何をしていたかが詳細に言えるという人なんてきっといないでしょう。だから、一年間どうだったかを感情で判断をすると、ビッグイベントや直近のことで判断をしてしまうのが普通です。

例えば、今年は、「好きなあの娘にふられたから悪い年でした(ビッグイベント)」とか「二学期の期末考査の順位が上がったから良い年でした(直近のこと)」とか「スペインに行けずキャンセル料がかかったので最悪の年でした(ビッグイベント 笑)」とかで判断をするという感じです。

 けど、これって、1年間を振り返っているわけではないですよね。印象に残っている出来事から判断をするのは、1年を振り返っているわけではありません。だから、感情で一年間を判断することはお勧めできません。

 そして、感情で判断することが悪い、もう1つの理由は、未来にいきてこないからです。

「良い」「悪い」で判断した場合、その結果が未来に繋がるものにはなりません。今年が「良かった」からといって、来年も「良い」となる保証はどこにもないのです。感情の満足・不満足で終わらせてしまうと、先に繋がりません。

以上の2つの理由。「直近の出来事やビッグイベントに左右されるから」と「未来につながらないから」という理由が、感情で一年を振り返ることをお勧めしない2つの理由です。

じゃあ、どうすればいいの?


how

 「良い」「悪い」で一年を振り返ることはお勧めできませんというお話をさせていただきました。では、どうやって一年を振り返ればいいのでしょうか?実は、感情に頼らず一年を振り返る方法があるんです。そして、この方法は、未来にも繋がる振り返り方です。知りたいですか?それでは、特別に、石戸からの「お年玉」がわりに、その具体的な方法をお伝えしましょう。

 その具体的な方法とは、年始に立てた目標がどれだけ達成できたかで判断することです。一年間であなたが年始に立てた目標が何パーセント実行できたかを計測することが効果的な振り返り方になります。

 もし、目標達成率が100%であれば(まぁ、まずそんな強靭な人はいません)、一年間で大いに成長した自分に酔いしれながら、気持ちよく新年を迎え、新しいより高い目標を立てることができるでしょう。

 もし、目標が全然達成できていないのであれば、、、

達成できなかった目標について、なぜ、達成できなかったのか?を考えてみましょう。

 ・そもそも達成したい目標なのか?

 ・行動にうつせなかった原因は何か?

 ・来年こそ達成するにはどのように工夫すればいいか?

 上記のように考えることで、達成できていなかったとしても、未来につなげることができます。だから、一年を振り返るときには、年始に立てた目標がどれだけ達成できたか?で考えることを強くお勧めしています。

そんなこと言っても、、、


でも

 きっと、「そんなこと言われても、一年の目標なんて立てていないですよ」という人がほとんどでしょう(かくいうボクも高校生の頃は立てていませんでした。その日が楽しければいいやというノリで日々過ごし、気づけば、、、浪人 笑)。

 立てていない人は、一年を振り返る作業はとりあえずやめて、2019年に新しい目標を作ることから始めてはいかがでしょうか?一年の始まりということで、さらに、目標設定のポイントまで書いておくので、これを参考に2019年の目標を立てて頂きたいと思います。

 目標を作るときにまず注意してもらいたいポイントがあります。

 それは、、、

目標はいくつ立ててもよいということ。

たくさん

 あなたの人生は、勉強だけではありません。将来なりたい自分から逆算して、一年間でどんなことを達成すれば、2019年の末に満足できるかを考えていっぱい目標を書いておきましょう。例えば、部活についての目標を立ててもいいし、オシャレになるための目標を立ててもいいし、読書についての目標を立ててもいいし、色々なことについて、一年間でできたら良いなと思うことを書いていきましょう。(あっ!勉強の目標も忘れず立てましょうね。)

 目標をいくつ立てても良いという前提のもと、次にどのように目標を立てればよいかの5つのポイントをお伝えします。

ポイント1)測定可能なものであること
はかり

  「一年間とにかく頑張る」を目標にすれば、達成できたかどうかよくわかりません。誰が見ても判断できるような目標設定にしましょう。

ポイント2)具体的であること
具体的

  目標はできるだけ具体的に設定しましょう。「数学を毎日やる」では曖昧です。例えば、「数学を毎日1時間、20時~21時の時間帯でやる」や「数学の入試問題を毎日1題解く」のように、具体的に決めましょう。

ポイント3)現実可能な目標か
実現可能

  やりがちなのが、無理な目標を設定すること。1日25問数学を解くと聞けば無茶苦茶な目標設定だと気づいてもらえると思います。しかし、これが、「週に一回青チャートを解く時間をつくり一年間で青チャート(数学ⅡB)を三回通りやる」と書けば無理じゃない気がしますよね。立てた目標を達成するのにどれくらいの時間がかかるかを考えてみましょう。

ポイント4)本当に必要かを吟味すること
need

  人はスーパーマンにはなることができません。あれもこれもできるようになりたいというのは、虫が良すぎる話です。「できたら良いな」レベルではなく、「本当にこれは、マジで、できるようになりたい」と思うものだけに絞るようにしましょう。

ポイント5)振り返る中継点を決めること
ターン

  目標は定期的に見なければ忘れてしまいます。したがって、定期的に見て進捗具合を確認する日をあらかじめ決めておきましょう。そうすれば、「あっやべぇ。全然できていない。やらないと」と思えるので、おすすめです。

 上記のポイントを踏まえて、達成したい目標をどんどん書いていきましょう。その中で、特にこれは、できるようになりたいという目標を3つ選び、それは、赤でチェックしておきましょう。優先順位をつけておけば、何を大切にして一年間過ごせばいいかの指針ができるのでお勧めです。

 さてさて、長くなりましたが、一年間を軽く振り返り、上記のポイントを踏まえて2019年の目標を立てて頂ければ、来年はより実り良いものになると自信を持って言えます。勉強に関して立てた目標は一緒に達成していけたらと思いますので、良ければ教えてください。さてさて2018年も、もう終わりです。今年1年間ありがとうございました。来年もよろしくお願い致します。来年も良い一年にしていきましょう。

 それでは、良いお年をお迎えください!!

 2019年もどうぞよろしくお願い致します。

株式会社 岡山大学医学部進学会

代表取締役社長 石戸 佑典

追伸

 おっと、そういえば、ボクが以前から立てていた目標の一つ「東京進出」が叶いました。2019年4月より東京校を開校します(イエーイ)

目標を達成していく人生は、途中辛いことも多いけど、達成したときの喜びや途中のワクワク感がありますね。来年のジャーナルでは、東京校の話をどこかでやりたいなと思っています。お楽しみに!!

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